配水池

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配水池のお役立ち情報です。

水道水を使用する時間帯は集中します。先ず、「朝」です。この時間帯には、どの家庭でもほぼ例外なく水を使用します。すると、配水地の水は、一気に減っていきます。配水地へ供給する分の量ではとても追いつかないのです。とにかく、どんな大きな配水地でも、急激に水位が下がりますので、タンクが小さい場合は、「断水」することさえあります。朝の水を使用するラッシュが終わると、洗濯タイムに入ります。従って、一日の中で、午前中は、水を使用する時間帯と考えてよろしいかと思います。


配水池の増設


そして、午後になると、水は使用しなくなります。「休憩」ですね。この間に、配水地の水は、水位が上がっていきます。使用される水が減っていき、配水地へ供給する分の量の方がはるかに多いからです。そして、夕方になると、最も水を使用する時間になります。夕食とお風呂の準備に入るからです。夕方、4〜5時位から夜の10時ぐらいまではとにかく水が良く使用されます。配水地の水位は、どんどん下がっていきます。需要が多いにもかかわらず、タンク小さい場合、「断水」してしまいます。こんな時は、配水池の増設が必要になります。

配水池の設計
配水池の設計をする際は、他の事例を良く調べたうえ、計算して、配水池をリニューアルする必要があります。今、ステンレスの配水池があります。他にもたくさんの種類が材料にありますので、配水池の配筋や清掃しやすい構造等について検討する必要があります。良く景観を考えて、配水池に壁画が描かれている微笑ましいデザインなども見かけますので、色々と調べてみましょう。配水池のライトアップなんかもおしゃれですね。断水するときは、「お知らせ」が重要です。配水地に水がなくなってしまった場合、基本的には、水が貯まるまで「待つ」しか有りません。「節水」を事前に呼びかける必要があります。


「浄水場」の一般的な役割


一方、「浄水場」は、自然環境から採取した水を、上水道の形で利用可能にするための施設です。日本には概ね中水道は存在しません。各消費先へと送られる水道水は、調理や飲用を前提とする上水道です。飲料水として安全な状態にまで、水質を改善させる機能を持つのが「浄水場」の一般的な役割なのです。浄水場の多くは、取水時と浄水施設の各段階における水に含まれる化学物質や微生物の監視を絶えず行っています。万が一、安全基準を超えるような問題が発生した場合には、浄水施設の機能点検や動作強化を図りますが、それでも対応できない場合には、水の供給を止め、水質汚染の被害が拡散しないようにするための「安全装置」としての重要な役目も担っているのです。

「配水池」と「浄水場」


配水池は、「配水場」のことを指しますが、「浄水場」とはニュアンスに根本的に違いがあります。浄水場は、河川から取水した水や地下水などを浄化、消毒し、上水道へ供給するための水道施設のことです。一方、配水池は、浄化されたきれいな水貯蔵しておくタンクのことです。「貯蔵」と言っても、飲料水は、基本的に「生」ですので、水の需要量を考慮した分量を貯蔵できる大きさが必要になるのです。