「報告」「連絡」「相談」

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「報告」「連絡」「相談」は難易度が高い?

必要なことを伝える相手に伝えること

「ホウレンソウ」ってご存知ですよね「報・連・相」です。「報告」「連絡」「相談」ですよね。仕事を行っていく上で、必ず誰もが毎日悩むことです。連絡したい人がいるけど、忙しくて重要なことを伝えられないで、後で大失敗してしまうことは、社会だけでなく、家庭やどこにでもある問題です。なぜ、「報告」「連絡」「相談」と言われているのに、うまくいかないのでしょうか。答えは簡単です。「報告」「連絡」「相談」は、難易度が高いのです。こう聞きますと「?」疑問に貴方は思われるかもしれません。確かに伝えなければならない人に、「報告」「連絡」「相談」をすれば良いだけですから、簡単に思えます。

「報告」は難易度がかなり高いです!

それでは、一つ一つ見ていきましょう。まず「報告」です。これは、難易度がかなり高いです。自分があったことを、言葉=文字にして、話をするわけですが、「百聞は一見にしかず」と言われるように、実際に見てない人にとっては、報告する人の言葉、単語だけが頼りなのです。一方の報告する側からすれば、実際に自分で体験したことですので、話を聞いている人も、その場を見ているかのような感覚で話すのですが、ここで、自分の持っている「単語」を組み合わせて、現場をイメージして回想する必要があります。これは、大変な作業なのです。例えば、報告している際に、間違えた名詞を使ったまま、その間違えに気付かないで進んでしまった場合、報告した内容は大きなミスをしたまま上司に伝えられます。もちろん、立場が逆の場合もあります。間違って伝えられた内容が修正されればいいのですが、場合によっては、致命傷にさえなります。こう考えると、「報告」することはいかに難易度が高いかお分かりいただけるかと思います。

「連絡」は忘れてしまうことがあります!

次に「連絡」です。何か連絡しなければならない場合、自分の持っている仕事が忙しい時は連絡することを忘れてしまうことがあります。よくあるケースに電話対応です。メモしておいたのになくしてしまったり、忘れてしまったり・・簡単な連絡であればよいのですが、込み入った内容を正確に連絡するのは本当に困難なのです。ここでも。「単語」をつなぎ合わせた言葉だけが勝負になります。

一番厄介なのが「相談」です!

そして、最後が、一番厄介な「相談」です。良くある例として、上司に相談する場合、相談内容の「戦略」が大事なのですが、あまりにもまとまりのない話を持ちかけられたのでは、相談を受けた上司は面喰います。「何を相談してるのか・・上司にこの仕事をやれと言っているのか?」とさえ勘違いされてしまいます。相談内容がある時は、相談内容で、一番相談したい事を、真っ先に話すことが肝心です。重要なことを一番最初に伝えて、次に必要な情報優先順位に伝えていきます。相談する場合、上司の回答をある程度予想して相談する必要があります。Aと来たら、Aの次の段階で予想されることをさらに相談しちゃいます。Bと来たらBの次の段階で予想されることを相談するのです。

「報告」「連絡」「相談」を意識してみましょう!

女性によくある例なのですが、「私はこう思っているのに、何で上司はあんなことを言うんだ。」こんな些細なことから人間関係の破綻にまで結びつきますから、いかに「報告」「連絡」「相談」が難易度が高いかお分かりいただけたかと思います。これは、毎日の心がけに尽きると思います。私の経験では、いつも「報告」「連絡」「相談」を「意識」していれば、訓練で上達していきます。「報告」「連絡」「相談」を意識してみましょう。