信号 ラッパ

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信号 ラッパのお役立ち情報です。

消防団の信号ラッパで最も見ごたえがあるのが「出初め式」です。消防団員と積載車両、消防車や救急車が行進する中、消防ラッパが勇壮と響く姿は、実に「圧巻」です。そんな信号ラッパですが、吹き方のコツは「腹式呼吸」です。下っ腹の呼吸を利用して吹奏する感じですね。初心者は、マウスピースを唇に強く押し付けて音を出そうとするのですが、これは、誤りです。マウスピースと唇は、あくまでも「自然」に軽く当てる程度でよいのです。初心者は、先ず音を出す練習から取り組む必要があります。音を出す練習の基本は、基準の音になる「ド」です。一発で、基準の「ド」の音を出せるように何度も何度も練習するのです。


「ド」「ソ」「ド」「ミ」「ソ」「ド」の6音


ラッパの音には、7種類の音が出ますが、曲として使用するのは、6種類の音だけです。低い順番から「ド」「ソ」「ド」「ミ」「ソ」「ド」の6音ですが、一番高い「ド」は、別名、「三点ド」といわれ、普通の人には出せない音です。最難関の音色です。よっぽど熟練して、唇を強くして、上手くいけば出せる人もいます。この一番高い「ド」を使用する曲の有名な曲は「ラッパ隊マーチ」と「アルペンファンファーレ」です。団体で吹奏するときは、一番吹ける人2名がこの音を出すために集中しますが、経験からして、練習で8割以上成功しない場合は、本番でも成功しません。なので、この2曲に挑戦する際は、本当に吹ける人が、2名はどうしても必要になります。

音は「5音」、5個の音だけです
話を元に戻しますが、信号ラッパを吹奏する際は、一番高い「ド」は考えないで良いのです。従って、音は「5音」、5個の音だけです。先ずは、この5つの音を、いつでも出せるように、たくさん練習することです。毎日、練習してみましょう。一日、30分も吹けば、唇が疲れて、音が出せなくなります。30分の練習を、必ず毎日行なうことが、上達するのコツです。音が出てきたら、みようみまねでよいので曲を吹いてみましょう。節になるようになればしめたものです。


ラッパの音色には個人差があります


曲を、一曲通して吹けるように繰り返し練習します。「これでもか!」って言うくらい何度も何度も練習するのです。ラッパの音色には、個人差があります。キンキンと金属音が響けばよいのですが、そこまで行くには、相当な練習量が必要です。経験の浅い人は、音に「曇り」があるのです。これは、色々な人の曲を聞いてみればわかるかと思います。音色で魅了できるよう、毎日ラッパを吹奏しましょう。

信号 ラッパ


信号ラッパと聞くと身近で有名なのは、消防ラッパです。自衛隊でも、海上自衛隊は、信号ラッパを吹奏します。消防ラッパと海上自衛隊のラッパは、共通点があります。もともとラッパ吹奏は、戦時中、海軍の「信号」の役目として、重要な役割を担っていたのです。終戦後、「消防団」の「伝達手段」として、勇壮さを醸し出すためにラッパが取り入れられました。以来、信号ラッパが身近な存在となったのです。